interviewインタビュー
- 世の中の流れを掴み、方向性を示す。
- 常務執行役員
店舗運営部およびオペレーション運営部
部長H.H
Q.入社の経緯と決め手はなんですか?
2007年入社ですから、もう15年以上ギャラリーレアで仕事をしています。もともと宝石やインディアンジュエリーが好きで、大学時代には彫金教室に通い、前職では時計・宝石職人と買取営業とを並行して業務についていました。ギャラリーレアは、当時の取引先のひとつ。担当の方と仲良くさせて頂いていて、冗談交じりに「雇ってくださいよ」と言ったら本当にリクルートされてしまいました。
Q.ギャラリーレアでのキャリアを教えてください
入社当時はバイヤーとして店頭買取をしつつ、毎月開催するオークションでオークショニア(競り人)を務めました。場をうまくコントロールして盛り上げ、商品の価値を決めるのはとてもエキサイティングでした。私は向いていたようで、売主さんから指名されることも多かったんです。会社規模が大きくなり、店舗が増えたタイミングで営業本部長になりました。以来経営陣の一員です。
店舗統括部では、売上や進捗の管理・把握をして、売上拡大の戦略を練っています。オークションを運営するオペレーション統括部では、業界のトレンドや相場を掴み、いち早く店舗スタッフに共有するのも仕事のひとつ。今でもとびきり高額な商品が持ち込まれたときには、査定の相談に乗ることもありますよ。
Q.1日のスケジュールを教えて下さい
- 9:30
- 出社。メールチェック後は、世界情勢や経済、為替など、ビジネスの動きをチェック。その後は各部署とのミーティングや面接などが次々と。
- 13:00
- ランチはコンビニ派。体づくりのため、高たんぱく低カロリーのメニューをチョイス。
- 14:00
- 時計や宝石の商材を最も利益が出そうな販売チャネルに振り分け。店舗買取商品の価格推移をチェック。変化を掴みスタッフに話を聞く。
- 19:00
- 退社。夜は酒席を楽しむことも。オフはもっぱらサッカー。40代で楽しさに目覚め、土曜日の朝は一試合してから出勤するほどハマっている。
Q.仕事で大切にしていることを教えてください
立場上「どんな人材が伸びますか?」とよく聞かれます。私の答えは「謙虚で素直な人」。自らもそうありたいとずっと心がけています。
あとは勉強し続けること。現場を離れて管理職になった今も、世の中の動きやトレンドにはアンテナを張り巡らせています。相場感の把握にはオークションの取引価格のウォッチが一番確実なのですが、世の中のなんとなくの傾向や流行の兆しを知っておくことも同じくらい大事です。電車やカフェなどでは、ついつい周囲の人の時計やジュエリー、ファッションを観察してしまいます。
Q.これから取り組みたいことを教えてください
店舗統括部としては、もっと店舗数を増やしたいと思っています。コロナ禍の影響でやむなく閉じた国内外の店舗を再開したいですね。シンガポールなど特に勢いのある国に再出店したい気持ちはあります。
オペレーション統括部においては、ギャラリーレア従来のやり方だけでなく、親会社のオークネットとのシナジーをしっかり出していきたいと思っています。
Q.ギャラリーレアの経営理念は「Find Your Something Special」ですが、仕事を通じて見つけた「Something Special」は?
オークショニアの経験で養った、「知識は力」というセオリーです。オークショニアはエンターテイナー的な要素もさることながら、一貫性と公正さも求められます。商品やブランド、相場やトレンドについてなど、十分な知識がないと売主からも業者様からも信頼されず、場を司ることはできません。
店舗には数千万円の価値がある時計が持ち込まれることもあります。経験の浅い買取スタッフは、内心震え上がるでしょう。そんな時、落ち着けてくれる力は知識です。知識があれば自信と根拠をもって判断できます。金額が大きくても慌てることはないのです。経験と勉強の両輪で知識は培われていくと思います。
Q.入社を考えている人へのメッセージ
ギャラリーレアのスローガンには「G to F」(ギャラリーレアとファン)というものがあります。お客様と信頼関係を作り、気軽に連絡し合えるファンのようなお客様を増やそうという試みです。誠実で温かい人間関係を作れる方は、ギャラリーレアではとても活躍できると思いますよ!
社員の部署・役職はインタビュー当時のものです。